オリジナルクラスの作成

Cocoaの開発環境には多くのクラス(別のウインドウが開きます)が用意されています。しかし、自分が作成したいと思うクラスは当然自分で作成する必要があります。

ドキュメントウインドウのclassタグをクリックします。

Macintoshで使用できるclassがわんさと出てきます。
ここにあるクラスを元にしてオリジナルクラスを作成していきいます。

オブジェクト指向言語の大きな特徴として「継承」があるかと思いますが ここに表示されているクラスを継承する形でオリジナルクラスを作成します。 継承?と言われてもチンプンカンプンという方も多いかと思います。 今回日付を出力するプログラムを作成するわけですが だからといって日付のクラスを継承しようなんて考えなくても結構です。 テキトー?なクラスを1個作ってその中で日付クラスを操作すれば問題ないわけです。 今回NSObject(注 1)(他のサイトが開きます)のサブクラス(**)を作 成し、その中で日付操作をする事にしましょう。
NSObjectのサブクラスはどうやって作るのでしょうか?

MainMenu.nib内にあるNSObjectを見つけましょう。Search項目に「NSO」と入力すると。 一致するクラスが出力されます(途中まででOK)。

NSObject が表示されたら マウスで選択しctrl+クリック(右クリック)でコンテキストメニューを表示し Subclass NSObjectを選択しましょ〜!
サブクラス化はInterface Bulderのclassesメニューからも行えます。
サ ブクラスを作成すると、このように勝手なクラス名(MyObject)でクラスが新しく作成されます。

自 分付けたいクラス名を命名しましょう! 私はへろ〜(hello)クラスと名付けました^^

「Tools」メニューから 「Show Info」を選択する事で、いま作成したクラスの情報を参照する事ができます。

日付を持ってくるクラスはできました。 バンザーイ!バンザーイ! でもでもまだまだやっておかなければならない事が山ほどあります。
アウトレットとアクションの作成です???。
nibファイル中にオリジナルクラスはできました。 このnibファイルのクラスとこれから記述するプログラムとの接続部を作成するひつようがあります。 それがアウトレット・アクションの作成になります。

アウトレット・アクションの作成へ進む 



(*) NSObjectはObjectiv-Cのルートクラスです。javaな どと違って複数作成する事もできるみたいです。 (**)オブジェクト指向ではクラスを継承して新しいクラスを作成する事をサブクラス化といいます。